こんにちはkoumamaです。台風や雪による遅延・欠航が多くなる時期は大変ですよね。
今回は、飛行機が欠航した場合にホテルのキャンセル料はどうなるのか?キャンセル保険というのはどういうものなのかについてお伝えしていきたいと思います。
大雪などで飛行機欠航・遅延したら?判断は?元スタッフが教えます!
目次
飛行機が欠航したらホテルなどのキャンセル料はどうなる?
飛行機が欠航した際のホテルなどのキャンセル料は基本ご自身負担となります。欠航する理由には2通りあります。
① 悪天候・自然災害など不可抗力で欠航する場合
② 機材故障など航空会社事由で欠航する場合
①の場合は、航空券の変更・払戻を手数料なしでできるが、それ以外の諸費用(交通費・宿泊費)が発生した場合は、ご自身負担になります。
航空会社事由ではないので、航空券までは対応しますが、その他は補償しませんというものですね。
②の場合は、航空券の変更・払い戻しを手数料なしででき、航空会社事由なので変更に際し、諸費用(交通費・宿泊費)が発生した場合は、各航空会社が定める範囲において支払うというもの。
②の場合は、キャンセル料という扱いではなく、航空券をの日時を変更したことで、宿泊が必要となった場合は支払いますということですね。
欠航時の宿泊施設やレンタカー会社の対応は?
宿泊施設
大雪などの悪天候などの不可抗力によるキャンセルでも、基本的には病気と同じくはキャンセル料が発生します。当日だと100%のところがほとんどですね。
しかし、大雪などで飛行機が欠航した場合は、実際に旅行に行けないことが明らかなので、正直請求する宿泊施設は多くないといいます。
特に旅行会社が航空券とホテルをセットで販売するパッケージツアーで提供されたホテルに対しては、旅行会社の規約が適用され、航空券とともに悪天候時はキャンセル料発生なしと定めているところが多いそうですよ。
レンタカー
色々なレンタカー会社があるので、一概には言えませんが、色々調べてみると。当日のキャンセルは料金の50%のキャンセル料が発生するところが多いようです。
ただし、当日大雪などの天候により飛行機が欠航になった場合は、キャンセル料を頂いておりません、と記載しているレンタカー会社は少なくありません。
宿泊施設やレンタカー会社には、欠航が決まり次第すぐに連絡を入れましょう!
キャンセル保険とは?
AWPチケットガード少額短期保険株式会社からでているキャンセル保険というのをご存じでしょうか?キャンセル保険には大きく分けて2つあります。
①【宿泊キャンセル保険】
急な病気やけが、交通機関の遅延・欠航などで予約した宿泊施設にチェックインできず、宿泊施設を利用することができなかった場合に発生するキャンセル料を補償する保険です。
国内・海外ホテルもOK!
【保険料の目安】
宿泊代金 50,000円であれば保険料 3,020円
【申込方法】
WEBから申込
申込期限:宿泊代金を支払った日から5日以内、かつチェックイン日まで7日以上の場合にお申込可! それ以降の申込不可。
【必要書類】
① 宿泊できない理由を証明する欠航証明書・遅延証明書
② 旅行申込み後に宿泊施設・旅行業者等からのメールや予約確認書等(宿泊代金の支払いが確認できるもの)
③ キャンセル料の発生と金額が確認できるもの
保険料の支払いにクレジットカードが必要になります。下記のサイトより申込できます。注意事項も記載されていますので、よくご覧ください。
② 旅行キャンセル保険
上記と同様の理由などで、旅行自体に行くことができなかった場合に発生するキャンセル用を補償する保険です。補償プラン100%と50%から選択可能
【保険料】
補償プラン100%・・・旅行代金 50,000円であれば保険料 1,510円
補償プラン50%・・・旅行代金 50,000円であれば保険料830円
【申込方法】
WEBから申込。宿泊キャンセル保険と同様ですが、記載しておきます。
申込期限:宿泊代金を支払った日から5日以内、かつチェックイン日まで7日以上の場合にお申込可! それ以降の申込不可。
【必要書類】
① 宿泊できない理由を証明する欠航証明書・遅延証明書
② 旅行申込み後に宿泊施設・旅行業者等からのメールや予約確認書等(宿泊代金の支払いが確認できるもの)
③ キャンセル料の発生と金額が確認できるもの
保険料の支払いにクレジットカードが必要になります。各航空会社の遅延証明書・欠航証明書はHPから取得することができます。
ANAのキャンセル保険「そらもよう」とは?
悪天候時のキャンセル費用補償だけでなく、参加予定のイベントの中止や延期による予約の取り消しなどにも対応。フライト当日、欠航や遅延した場合の宿泊費なども補償してくれる保険。
通常、悪天候などの理由で欠航した場合、発生した諸費用(交通費・宿泊費等)はご自身負担になりますが、保険に加入していた場合、発生金額に関わらず、定額で1万円が補償されます。
【保険料】
予約航空券の運賃の種類・運賃額・便区分により保険料が変動します。
例)ANA VALUEの航空券が15,000円以下であれば保険料は300円
【申込方法】
ANAウェブサイトで航空券購入後の購入完了画面や航空券予約確認画面からのみ申込み
注意点)ANA国内線予約・案内センター、ANA国内線空港カウンター、各旅行会社では申込不可
申込期間:航空券を購入されたタイミングにより、保険の申込可能期間が異なります。詳しく知りたい方、申込を希望の方は下記よりご覧ください。
最後に
まだまだ雪の影響で飛行機が遅延・欠航になる場合が増えますね。
今回は飛行機が欠航した場合のホテルのキャンセル料がどうなるのか、キャンセル保険とはどういうものなのかについてお伝えしました。
台風の時期や雪の時期、キャンセル保険をうまく利用して、安心を買うのも一つの手ですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。