こんにちはkoumamaです。インターネットで航空券の予約を取り、購入も済んだけど並び席で座席指定ができないということがたまにありますね。
今回はJALやANAの座席開放のタイミングや子連れで座席指定できない時の対処法をご紹介していきたいと思います。
JALの座席指定開放はいつでANAは?なぜ座席指定できないのか
家族や友人とせっかく飛行機に乗るのなら、並び席を取りたいですよね。予約時には座席指定ができなくても、ある一定の日時がくれば座席指定ができるようになるんです!
でももともと、なぜ座席指定ができないのか気になりますよね。これはJALでもANAでも同様ですが、インターネットで取れる座席指定には制限があります。
ご搭乗に際し配慮が必要なお客様用の座席確保や機体のバランス管理などの理由(特に機種がQ4A・Q82・CR7の場合、機内の座席数が少なくご予約のお客様人数により機体のバランスを管理しているため)により、事前に指定できる座席数には制限を設けさせていただいております。事前に指定できない場合は、搭乗日当日空港にて座席指定を承ります。
出典:https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/reservation/domestic/asr/
ということなんですね。具体的には例えば車いすを利用の方は前方の座席でないと乗り降りが大変ですよね。こういう方々の為にある一定の日時までは座席を制限しているのです。
JALの座席指定開放タイミング【国内線】

出典:https://press.jal.co.jp/ja/release/201903/005101.html
JALもANAも同様に搭乗に際し、配慮が必要な方の座席確保や、機体のバランス調整などの理由を挙げています。また事前座席指定にも制限があり、利用運賃によって事前指定できる座席は異なります。
JALの場合は、運賃種類に応じて、事前座席指定の範囲は異なりますが、日時は一律で48時間前となります。ちょうど搭乗便出発の2日前に選べる座席が追加されるとのこと。
ANAでは運賃種別によって、選べる座席の追加する日時が2日前~前日と異なりますが、JALではすべての運賃が48時間前になっています。
座席指定できなかった方はぜひとも搭乗の48時間前を狙ってみてくださいね。
ANAの座席指定開放タイミング【国内線】
先ほどもお話しましたが、事前座席指定に制限があるのには理由があります。
これは、搭乗に際し配慮が必要な方(車いす利用の方はは前方が望ましい為)の座席確保や機体のバランス管理などが理由に挙げられます。
搭乗の2日前などになれば、配慮が必要な方の情報も入り、座席等の調整がつく為、下記のように順次選べる座席が追加されるということになります。

出典:https://www.aviationwire.jp/archives/190287
ANAの場合は、運賃種類に応じて、事前座席指定の範囲や事前座席指定できる日時が異なります。
種別は3つに分類されます。
【種別1】
ANA FLEX・ビジネスきっぷ・小児運賃・@Biz(法人専用)
【種別2】
ANA VALUE・ANA VALUE TRANSIT・ANA VALUE TRANSIT 7・障がい者割引運賃・介護割引運賃・アイきっぷ・株主優待割引運賃・小児株主優待割引運賃・いっしょにマイル割・特典航空券
【種別3】
ANA SUPER VALUE・ANA VALUE TRANSIT 28・その他の運賃

出典:ANA HP
では、上の図で見ていきましょう。
種別1のビジネスきっぷの航空券を予約していて座席指定ができない時は、2日前の12:00~、つまり11月1日の12:00~選べる座席が追加されます。
種別2の特典航空券や種別3のANA SUPER VALUEを予約していて座席指定ができない時は、前日の0:00~、つまり11月2日の0:00~選べる座席が追加されます。
もし搭乗前日に追加された席で座席指定ができない場合は、当日空港の自動チェックイン機、もしくはカウンターにて座席指定をしましょう。
ご利用になる便に空席がかなりある場合は出発時刻の1時間前でもOKですが、混んでいる場合や搭乗人数が多い場合は出発時刻の1時間半~2時間前には手続きすることをおすすめします。
もちろん事前座席指定した席を当日変更することもできます。
子連れで座席指定できない場合の対処法
まだ小さいお子さんがいて、隣同士で席が取れないと正直焦りますよね。こういう時は専用カウンターで手続きしてもらうといいですね。
もちろん専用カウンターでなくても座席調整はできますが、小さいお子さんだと酸素マスクの関係で指定された座席でないとなどいろいろ細かく決まっているので、専用カウンターの知識のあるスタッフ対応をおすすめします。
【ANAの場合】
小さなお子さん連れ、お手伝いを希望する方が利用できるANAの専用カウンターは「SPECIAL ASSISTANCEカウンター」ですね。
主にお手伝いをご希望の方のカウンターにはなりますが、座席の調整や機内でのブランケットや枕などのリクエストもすることができます。
設置場所
出典:ANA HP
【JALの場合】
JALでは「スマイルサポートカウンター」ですね。こちらでも同様に小さなお子さん連れの方は座席の調整をしたり、ベビーカーを借りることもできます。
羽田空港の場合は行先によって、カウンターが異なります。2階の出発階で九州・沖縄・四国・中国方面は南ウィングの20番、大阪方面・近畿・東北・北陸・北海道方面は北ウィングの70番カウンター(下記に表があります)になります。
このカウンターではご自身のベビーカーなどを預けることができるので、必ず行先に合ったカウンターに行きましょう。
設置場所 (現在羽田空港第1ターミナルは改装工事中ですので、番号が変わる可能性があります)

出典:JAL HP
私が実際に仕事をしていた時に、お手伝いを希望される専用カウンターでお客様の対応をしていました。
小さなお子さんがいるご家族で席が取れていない場合は、前日の時点で座席が空いている限り隣の座席、もしくはより近い座席でスタッフが指定するように業務上なっていました。
しかし、満席便の場合などはやはり前日でもお取りできずに当日に調整させてもらうこともありました。
特に小さなおこさん連れのご家族の方は遅くても出発時刻の1時間前には空港に到着し、座席調整をお願いするのが一番いいと思います。
すぐに調整が難しければ、何時に戻ってくればいいか確認して、食事をしたり、買い物したりしてもいいと思いますよ。
もし専用カウンターが混雑しているようであれば、有人カウンターに行ったり、近くにいるスタッフに声をかけて相談してみてください。
最後に
今回は座席開放のタイミングや座席指定できない時の対処法をご紹介しました。
座席指定ができていないと不安になりますが、飛行機に搭乗できないことはまずありませんので、安心してくださいね。
いつもより早めに空港に到着し、自動チェックイン機やカウンターにて座席指定をするか、手続き方法がわからなければ近くのスタッフに尋ねてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。