こんにちはkoumamaです。飛行機に乗る時に、いつから保安検査場を通過できるのか迷いますよね。
今回は保安検査場の通過時刻について、また時間が過ぎて通過できなかった場合払い戻しや次の便への振替ができるのかも含めて、航空会社JAL、ANA、スカイマーク、ジェットスター別にお伝えしたいと思います。
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保安検査場でベルトは外すの?
保安検査場ではできるだけスムーズに通過したいですよね。そこでここでは、保安検査場を通過するときにベルトは外しておいた方がいいのかどうかについてお伝えします。
特に金具のついたベルトは外しておいた方が賢明です。金具が小さければ通過できる場合もありますが、引っかかってしまったときに急いでベルトを外すのも焦ってしまうので、極力外しておきましょう。
ベルト以外に注意すべきもの
① スマホ・携帯・タブレット・PC
② アクセサリなどの金属類
③ ポケットの中の小銭・カギなど
④ バックルなどの大きな金具や金具のついたベルト
⑤ ペットボトル・水筒などの飲み物
⑥ 虫よけスプレー・へアスプレー
⑦ ライター
⑧ ハイカットの靴(スニーカーやブーツなど)
上記のようなものは、備え付けのトレーに乗せてチェックを受けましょう。
保安検査場はいつから入れる?JALの場合
JALでは2019年10月27日搭乗分より、高い定時性品質の提供のため、国内線全空港で保安検査場の通過締切時刻を出発時刻の15分前から20分前へ変更しています。
JALでの保安検査場の通過は、保安検査場があけばいつでも~出発時刻の20分前までとなります。
では、本当に出発時刻の20分前を過ぎると、保安検査場は通過できないのでしょうか? 答えは「通過できません」 JALのHPでは、便出発20分前に保安検査場を通過されない場合は、ご搭乗いただけない場合がございますと記載しています。
JALのHPの文言だと、搭乗できることもあるというニュアンスになりますが、実際に保安検査場20分前を過ぎて通過した人が、通過できずに搭乗できないことがほとんどです。この保安検査場通過の締め切り時刻は通過の目安ではなく、タイムリミットなんです。
新幹線や電車が時間になったら出発するのと同様に、飛行機も定時で出発し定時率を上げていく必要があります。また飛行機は新幹線や電車のようにドアが閉まったらからといって、すぐにプッシュバック(飛行機が後ろに動き出すこと=出発時間)はできません。
もちろん空港によって広さは異なりますが、この締め切りをタイムリミットにしなければ飛行機は定時に出発できません。これには搭乗する方の理解と協力が必要になるわけですね。
では、保安検査場通過時刻を過ぎて通過し、エラーが出てしまったときはどうすればいいでしょうか。
① 保安検査場通過時刻20分前ギリギリであれば近くのJALスタッフに尋ねる
ここでは、保安検査場のスタッフにいくら話しても彼らにはなんの権限もありませんので、すぐにJALスタッフに尋ねましょう
② 保安検査場通過時ができないと判断された場合は、予約変更・払い戻しをする
保安検査場通過時刻を過ぎて、スタッフにも通過できないと判断された場合は潔くあきらめましょう。その後は変更できる航空券であれば変更を、変更できない航空券については払い戻しをして新規購入をなります。手数料に関しては下記にリンクを貼っています。
ただし、予約便出発前までに変更・取り消しをしなかった場合は、予約変更ができる航空券であってもほかの便への振り替えはできません。払い戻し手続きのみとなるので注意が必要です。
参考)よく乗り遅れのブログにて、今回だけ次の便に無料で振替してもらえたという話を見ますが、基本は予約変更可のものは変更でき、予約変更不可のものは払い戻し後新規購入となりますので、もし仮に次の便に振替してもらえた時は、大手航空会社のご厚意ということになります。
また、羽田空港(国内線)だけでにはなりますが、保安検査場の通過時刻の目安を確認できるサイトがありますので、出発時刻まであまり時間がない方はあらかじめチェックしておくといいですね。
また、あらかじめ遅れることがわかる場合(個人的な理由は除く)は電話をしておくといいですね。下記のサイトのお問い合わせ先のご案内のところに、問い合わせ内容ごとの連絡先が載っています。
保安検査場はいつから入れる?ANAの場合
ANAにおいても、JAL同様に2019年10月27日搭乗分より、全ての国内空港において、定時出発率向上のため、保安検査場の通過締め切り時刻を出発時刻の15分前から20分前へ変更しています。
ANAでの保安検査場の通過は、JALと同様保安検査場があけばいつでも~出発時刻の20分前までとなります。
以前までは羽田空港だけが20分前になっていましたが、2019年10月27日より日本国内の全空港が対象となりました。保安検査場締め切りについてはJALと同様です。出発時刻を過ぎて通過しエラーが出た際の対応も同様に考えていただければいいと思います。
払戻・取消の手数料については下記を参照ください。
ANAも羽田空港の保安検査場通過時刻の目安のサイトがあるので、羽田空港にギリギリに到着する予定の方は利用すると便利ですね。
ANAもJALと同様に、あらかじめ遅れることがわかる場合(個人的な理由は除く)は電話をしておくといいですね。
保安検査場はいつから入れる?スカイマークの場合
スカイマークでは大手航空会社のように、保安検査通過締め切り時刻を出発時刻の20分前とはしていません。
スカイマークでは、予約便出発時刻の20分前までに、搭乗手続きおよび手荷物のお預けを済ませ、保安検査場を通過。出発時刻の15分前までに搭乗口へ到着するように案内しています。
その為、スカイマークでは保安検査場は開いたらいつでも~搭乗口に出発時刻の15分前に到着できる時間までに通過となります。
スカイマークでは搭乗手続きと手荷物預けの時間と搭乗口に到着した時間で搭乗できるかどうかを判断しています。その為、保安検査場でエラーということはないようですね。乗り遅れになる場合は、単純に搭乗手続きや手荷物に預けの時間に間に合わなかったというケースになります。
スカイマークも搭乗手続き時間に間に合わない場合は、手数料がかかりますが払い戻しは可能です。
あらかじめ間に合わない場合は、電話を入れておきましょう。
保安検査場はいつから入れる?ジェットスターの場合
ジェットスターには保安検査締め切り時刻というのは記載されておらず、下記のように時間が決められています。
下記の画像は空港でのチェックインの場合です。オンラインチェックインを済ませておけば、出発時刻15分前の搭乗締切までに搭乗口に到着すればよく、出発時刻の20分前を切っていても保安検査場は通過できるということですね。
その為、ジェットスターでは保安検査場があいたらいつでも~搭乗口に出発時刻の15分前に到着できる時間までに通過となります。

出典:jet star
やはり、時間にはかなりシビアですね。1分でも遅れてしまうと、変更や払い戻しもできないとよく聞きます。下記にジェットスターに手続きの流れの動画があるので、ご覧ください。
LCCの場合はあらかじめ電話しても対応してくれるかは微妙ですが、問い合わせ先を記載しておきます。
予約変更・払い戻しを手数料なしで対応できる場合とは
基本的に個人に起因する乗り遅れに関しては、手数料がかかっての払い戻しとなりますが、下記の場合は手数料なしで予約変更・払い戻しが可能です。ただし、LCCに関しては要相談のようです。
① 電車やバスなどの公共交通機関の遅延により予約便に乗り遅れとなる場合
ただし、遅延証明書などの証明書の提示が必要となります。
② 体調不良などで病院にいった場合
この場合も診断書など病院に行った証明書が必要です。
基本は公共交通機関利用の場合や診断書がある場合になりますが、交通事故に伴い道路が渋滞となり遅れてしまうこともあります。こういうときは各航空会社にあらかじめ電話を入れておきましょう。次便で対応してくれる場合があります。
最後に
今回は保安検査場通過時刻について、また間に合わずに通過できない場合、払い戻しできるのかなどについてお伝えしました。
各航空会社で保安検査場通過締め切り時刻や搭乗手続き締め切り時刻などが異なります。あらかじめ確認し、当日不慮の事態で遅れそうなときは、連絡をしておくのがいいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。