こんにちはkoumamaです。わが子が2歳になりイヤイヤ期全盛期、感情的に怒りそうになった時、みなさんどうしてますか?
今回は、私が子育てに関して悩み、信頼できる保育士さんにも相談し対処法を教えてもらいました。対処法をもとに自分なりにやってみた感想・経験談をお伝えしていきたいと思います。
子どもにイライラして手が出る前に、親が知るべきこと!子どもを伸ばす褒め方・叱り方
2歳でイヤイヤ期がひどい!保育士直伝、おすすめ対処法とは
保育士さんはいったいイヤイヤ期の子どもたちにどのように対応しているのでしょうか。息子が通っている保育園の保育士さんに聞いてみました。
① 子どもができるかできないかではなく、まずは子どもの気持ちを受け入れる
「そうだよね~」は魔法のキーワードだといいます。「子どもが〇〇したい!」と言ってきた時は、まずは「いいよ」と気持ちを受けとめる。そうすることで子どもは自分の主張を認めてもらえたと安心するするそうです。
『ダメ』は使いません。『ダメ』を使うのはいのちに関わる時だけとのこと。もしいいよ~と言ってあげられない時は、『そうだね~』と受けとめた後に、できない理由を説明。
その際、「今はご飯たべる時間だから食べ終わったらしようね」とか、「危ないからそれはできないけれど、これならいいよ」とか。選択肢を与えて選ばせるのも有効だと言います。
② 脅し、交換条件、命令は使わない
子どもの気持ちを受けとめても、代替案や選択肢を提示してもイヤイヤが収まらない時はありますよね。『お化けが出るよ~』『〇〇あげるから』『○○しなさい』といった言葉は使わないと言います。
まず①と②はできそうでできないんですよね~。特に時間に追われていたりすると(涙)。がんばります。
そして次の二つは場面別に紹介します。よくある状況です。
1)ご飯で遊んだり、水をこぼして遊ぶのを止めない時
「もうお腹いっぱいなのかな?」「ぐちゃぐちゃしたら悲しいな」「ごちそうさましようね」と言ってさっと切り上げるのがコツだそうです。
もしその後食べたいと言った時は「今度はぐちゃぐちゃしないよ」と約束し、また繰り返す場合はたとえ泣いても片付ける。
またご飯はいらないと言う時は、「本当に食べないの?」と聞いてそれでも食べないといえば、食事は中止させていいとのこと。
その後にやっぱり食べたいといっても、「さっきいらないって言ってたよ」と言って、ご飯はいつでも自由に食べられるものではなく、決められた時間に食べないと食べることができないことを伝えることが重要とのこと。
おやつを多めにして補えば問題はないそうです。
2) 寝たくないと遊びだした時
うちの息子もそうですが、よくありますね。こういうときは「今は寝る時間だから、眠って起きたらいっぱい遊ぼう!」と言って約束し、ぐずっていても電気を消して一緒に寝る。
起きたらやりたかったことをやり、その願いを叶えるようにすると自分の気持ちを聞いてもらえると納得するようになるそうです。
本当に保育士さんは保育のプロですね。私はまだ保育士さんようにはできませんが、日々心掛けてやっていきたいと思います。
イヤイヤ言う子供に怒る前にできること4選!
ここではイヤイヤ言う子供に『ガーッ』と怒る前にできることを4選ご紹介したいと思います。実際にこれを知っているのと知らないのでは、正直私は子供への対応が変わってきました。
① イラっとしたら6秒カウント
イラっとするのは自然な感情です。イラっとしたら自分の胸をトントンたたきながら『大丈夫、大丈夫』と声に出してみる。力加減は赤ちゃんを寝かしつけするぐらいやさしく。最低6回。
これは心理アンガーマネージメントの応用らしいです。トントンと一緒に『大丈夫』とイメージトレーニングすると気持ちが楽になり、やさしいママに戻れます。
最後に鼻から息を吸って、口からフーッと吐いてみる(3回ほど)。ワンクッションおくことで冷静に対処できます。それでもイライラするときはその場を離れます。
アンガーマネージメントはママにも必要ですね。
② 魔法の言葉『どうしたの?』を使う
子どもが急に道路に飛び出して、『危ない』と大声をだすことありますよね。でも危険を回避したら、子どもの目線にしゃがんで、真剣な顔で『どうしたの?』と聞いてみます。
ママの『聞こう』という姿勢にこどもは心を開きます。そうすると『子猫ちゃんがひかれそうだった』などと理由を教えてくれます。
ここで頭ごなしに叱ってしまうと、こどもはきっと心を閉ざして、今後何かを見つけても『ママに怒られるから』と見過ごすかもしれません。
③ 『イヤなんだ』と受け止めてみる
例えば公園で遊んでいて、ママはごはんの支度があるから家に帰りたい。そこで子どもに『帰ろう』というとほぼ100%の確率で『イヤだ』とかえってきます。
そこで『何言ってるの、もう帰るよ』とは言わず、『そうだね、もっと遊びたいよね』と気持ちを受け止めてから、ママが帰りたい理由を伝え、子どもに考えさせることが大事。
イヤイヤ期には葛藤させることが大事だそうです。子どもは『帰りたくない。でもママにはごはんの支度がある。でも帰りたくない』というように葛藤し、そのうちに親が『帰ろうか?』と促すと『帰る』となります。
こうやって子どもは気持ちを整理する方法を学んでいくんですね。
④ 子どもへの『ほめ言葉』を集めておく
ほめ言葉って少ないですよね。『おりこうさんだね』『がんばったね』『よくできたね』以外の言葉思いつきますか? 私は正直難しいなぁと最初思ってしまいました。
ですが、子どもは具体的に褒められると喜びます。例えば、上手にあいさつができたら『〇〇ちゃんらしいあいさつだったね』と言うように具体的なところを認めてあげると、その子らしさ、個性が伸びてくるそうなんです。
わが子への『具体的なほめ言葉』がたくさん出てくるように、子どもをよく観察し、親は練習する必要がありますね(笑)。
親にも子育ての教科書が必要!?
私の息子は2歳半、イヤイヤ期真っただ中です。みなさんほぼ一緒だと思いますが、うちの息子は自分が思うようにできないと泣き叫び、悔しがります。
お風呂に入る時間・お出かけする時間をあらかじめ約束しても、まだ遊びたいと主張し時間通りに進みません。お手伝いをしてくれるのですが、夕食時の忙しい時間帯に言われると、、手伝わせたいけど自分でやってしまいたい気持ちが勝ちそうになります。
こういう状況って本当に多くありますよね。赤ちゃんの時は動けないので、泣いていても安全なところにいてくれれば家事はできました。今はそういうわけにはいきません。
ある時、こういう色んな事が重なって息子を怒ってしまいました。(涙)それから、息子は『ママ怒ってる?』と聞いてくるようになりました。(涙)
これは本当に『まずい!』と思いました。そこでイヤイヤ期について、子育てについての著書(専門の先生が出されたもの)を読み、保育士さんにも相談することにしました。
そこで、親にも子育ての教科書が必要ですよっと言われました。イヤイヤ期のこどもがどういう行動をするのか、どういう気持ちになるのかなど親も勉強しないといけませんねと。
お子さんが2、3人いらっしゃるママさんだと一人目の経験からできることはもちろんあると思いますが、一人目育児ではそれがありません。親も日々勉強ですね。
イヤイヤ期にイライラして自己嫌悪になった時、救ってくれた言葉
子ども怒った後は自己嫌悪になり心がズタズタになります。子ども怒ってしまった後に、たまたまみたテレビでの言葉に私は救われました。
『子育てで怒ることは、仕方のないことでなく必要なこと。だから怒ることに罪悪感を持たなくていい。いい子に育ってほしいという思いがあって、許せなくなることが出てくるのは当然で、そこには愛がある。
怒ってはいけない、優しいママでいなければいけないと思って、どこかで自分を閉じ込めていると、自分で自分をいじめることになる。自分をいじめて、いじめ抜いたときに、もうどうしようもなくなって気持ちが爆発する。
自分は必要で怒っていると自分を認めて、その心を抱きしめてあげて』
Eテレ すくすく子育てより引用
というものでした。心がスーッと軽くなりますよね。もしお子さんを怒ってしまい自己嫌悪になったママはぜひこの言葉を思い出してくださいね。私もがんばります。
最後に
イヤイヤ期のお子さんをお持ちのママ・パパ、日々の育児お疲れさまです。私が育児について悩み、少しでもいい方向に向かう為に日々いろんなことをやっています。
私の経験が今悩んでいるあなたの解決の糸口になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
イライラして子どもに手が出る前に親が知るべきこと!子どもを伸ばす褒め方・叱り方