台風などの天候の影響を受けて、飛行機が欠航もしくは欠航の可能性がある事態になった時、どうしたらいいか迷いますよね。
今回は飛行機の欠航がいつ決まるか、その際の振替・払戻についてお伝えしていきたいと思います。
飛行機が欠航し振替便が満席!払戻・補償は?航空会社事由での場合
飛行機欠航いつわかる?欠航情報の見方とは
飛行機に乗る時に欠航するのか、条件付きフライトになるのかドキドキしますよね。まずは欠航がいつ決まるかについてお伝えします。
欠航がいつ決まるかについては、天気予報であらかじめ大雪や台風などが予想される場合は、下記で説明しているように前日に欠航が決定することがあります。
ほとんどは当日の場合が多いです。当日は、その便ごとに天候調査を行うので、遅くても出発時刻の1時間前までには運航の可否が決定します。
【欠航情報の見方】
飛行機の欠航情報など運航に関することは下記の手順で見ることができます。今回はJALで説明しています。
① 各航空会社のHPで運航状況 ⇒ 運行の見通しを確認

この場合は、女満別が雪の影響があるようなので、もっと詳しくどの便に影響があるかも見ていきましょう。この場合は、発着情報検索で調べます。

今回は路線で検索します。ご自身の乗る便だけを知りたいときは右側の便名検索で検索してください。今回は東京発女満別行とし、出発日を翌日とすると。

今回の場合は、前日に朝一便のJAL565便の欠航が決定しているのが分かります。この発着情報検索は凄く便利で、自分が乗る便の前後便が目的地に着いたか、引き返したか、欠航になったかなどを知ることができます。
振替・払戻について、前日に欠航が決定か対象空港に該当している場合
ここでは、すでに前日欠航が決定している場合、自分が乗る便が運行の見通しの対象空港に該当している場合の振替方法についてお伝えします。
① 欠航決定もしくは運行の見通しに搭乗予定の飛行機の目的地の記載があることを確認
運行の見通しは、前日もしくはもっと早く決定することもあります。また、大雪が降ることが天気予報で2-3日前から分かっていた場合は、通常変更できない運賃でも変更可能とすることが多いので、各航空会社にご自身で確認してみてください。
② 天気予報を確認し、運航の可能性がある便へ予約変更する。
各航空会社のHP(下記にリンクあり)から可能です。欠航の場合と対象空港に該当すれば下記の3つが可能となります。
1)取消手数料・払戻し手数料なしで航空券の全額返金 (運賃種別による、ツアーなどは申込した旅行会社にて)
2)手数料なしで搭乗予定日から+30日延長
3)通常変更不可運賃でも便の変更可能
前日に予約変更した場合、座席指定ができていれば運航に問題なければタッチ&ゴーやSKIPサービスを利用できます。当日に変更したものが欠航になった場合は下記にご紹介しています。
当日欠航!振替・払戻は?JAL・ANAの場合
上記の内容で、あらかじめ予約変更等を行った場合でも、当日欠航することもあります。
この場合の選択肢は4つ
- 他の公共交通機関に振替
- 本日中に飛行機を利用する
- 本日は止めて、後日に振替
- 今回はすべてキャンセルし旅程も中止する
あらかじめ記載しておきますが、今回は悪天候による欠航なので宿泊代・交通費などは自己負担になります。延長になった駐車場料金などももちろん自己負担です。
他の公共交通機関に振替
この場合の払戻は、空港の長蛇の列に並ばず、電話しても繋がらないオペレーターに電話することなく、払戻はあとで各航空会社のHPにて行いましょう。(適用外の運賃もあります、ツアーは旅行会社へ確認)
ちなみにこのケースでの払戻期間は搭乗予定日+30日+10日です。
地上公共交通機関も選択肢にいれるといい理由は2つ
- 大雪の場合、滑走路の除雪+飛行機の除雪に時間がかかる可能性がある
- 空港は大混雑、待つだけ待って最終的に欠航になることもある
羽田空港などの大きな空港の場合は、特に飛行機の数が多く除雪機が数台しかないため、予定していた出発時間を大きく過ぎることもあります。
飛行機を利用する場合
当日搭乗便が欠航した場合、他の便を利用したい場合は予約変更することができます。当日変更となると、ほとんどの便がうまっており空席待ちになっていることもあります。
わずかな可能性を狙うのであれば、常に各航空会社のHPの空席状況を確認することですね。またクラスJ や ファーストクラスでの予約も可能ですが、搭乗手続きの際に差額を支払わなければなりません。
天候のことなので、運航の可否は各航空会社の判断になりますが、よくあることですがJALが運航して、ANAが欠航になるケース、もちろん逆もあります。
先ほどお話した発着案内で各航空会社の運航状況を確認してみるのもいいと思います。今回は悪天候による欠航なので、ANA⇔JALで相互利用の航空券は限られていますが、どうしても目的地に飛行機で行かなければならない時は、新規購入という方法も頭にいれておくといいかもしれないですね。
本日は止めて、後日に振替
本日は止めて、後日改めて搭乗する場合は、各航空会社のHPで予約変更をしましょう。カウンター等は混雑しているので、HPからの手続きが便利です。
予約変更は搭乗予定日+30日延長可能です。
上記をクリックし、下にスクロールするとSTEP2のところに予約便変更があります。
今回はすべてキャンセルし旅程も中止する
今回はあきらめ、キャンセルする場合もHPからにしましょう。
下にスクロールするとSTEP2のところに払い戻しがあります。注意)パッケージツアー・団体旅行は除く
まとめ
天候による欠航は仕方のないことですが、できれば被害は最小限にとどめたいものです。こういう状況の場合、空港の手続きカウンターは長蛇の列になり、大混雑です。
地上スタッフに聞くまでにも時間がかかりもどかしいですよね。こんな時は、発着情報検索や運航の見通しを確認し、自分で最善の選択をしましょう。
予約変更や払い戻しはHPでできます(団体旅行・パッケージツアーなどを除く)ので上手く活用してもらうといいと思います。
大事な契約・会議などに一分でも早く間に合うように、このブログが最善の選択ができる手助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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