こんにちはkoumamaです。国内線で乗り継ぎがある時、経由地の空港で外にでるのはOKなのでしょうか。また乗り継ぎのチェックインや荷物の預けなどについても詳しく見ていきたいと思います。
今回は、いろんなケースに分けて詳しくお伝えしていきたいと思います。
飛行機遅延で乗り継ぎ不可!振替はできる?補償や荷物はどうなる?元スタッフが解説!
飛行機の乗り継ぎ(那覇)で外に出るのはOK?
出発地が羽田で経由地の沖縄で合流、そこから石垣まで行くというようなこともありますね。このような場合、沖縄で一旦外に出ることはできます。
ただし、以下の点に気を付けてください。
① 次の出発時間まで30分以上時間があること
② 再度保安検査を受けなければならない
②の場合、タッチ&ゴーもしくは SKIPサービスを利用の際には、最初の出発空港でご搭乗案内の長いレシートが出てきていると思うので、保安検査スタッフにレシートと搭乗用のバーコード・マイレージカードなどを提示し、下記のことを伝えてください。
『乗り継ぎですが、一旦外に出て再度保安検査を受けています。これがレシートです』と。
乗り継ぎの場合、最初の空港でタッチ&ゴーやSKIPサービスを利用すると、最終目的地まで情報が流れ、その分のレシートが出てきます。
その為、通常だと再度保安検査を受ける必要がありません。再度搭乗用のバーコード・マイルカードなどを、保安検査でかざしてしまうと、エラーになる可能性がかなり高いです、というかエラーになります。
羽田空港も同様の手続きをふめば、一旦外に出ることができます。待ち時間が長い時は一度外に出てリフレッシュしたり、観光するのもありですね。
JAL⇒JALグループへ乗り継ぎの場合
【搭乗手続き】
国内線の乗り継ぎ手続きは、最大3区間まで可能です。
例) 羽田ー沖縄ー石垣ー与那国島
この場合、与那国島までチェックインできます。
最初にチェックインする羽田空港で最終目的地までの航空券など予約の確認できるものを提示する必要があります。もちろんタッチ&ゴーも利用できます。
【受託手荷物】
JAL⇒JALグループであれば、受託手荷物も最終目的地(今回は与那国島)まで預けることができます。
このケースでは、経由地の沖縄、石垣では特に何もする必要はなく、搭乗口の変更がないかを再度経由地で確認して、搭乗すればOKです。一番簡単なケースですね。
JAL⇒ANAなどへ乗り継ぎの場合
【搭乗手続き】
例) 羽田ー那覇(JAL)ー石垣(ANA)
この場合、JALのカウンターにて、沖縄までチェックインできます。その際にANAの航空券の控えを準備しておきましょう(ANAの便名や出発時間・行先がわかるもの)
那覇空港に到着し、ANAの乗り継ぎカウンターにてJALからANAへと乗り継ぎがある旨を伝えチェックインをします。その際に羽田で受け取った手荷物引換証を提示してください。あとは、石垣行きの搭乗口に向かえばOKです。
【受託手荷物】
JAL⇒ANAであれば、受託手荷物は最終目的地(今回は石垣まで)まで預けることができます。
ANA以外には、フジドリームエアラインズ、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、ソラシドエアがあります。(ただし、接続時にも一定の条件を満たす場合)
JAL⇒スカイマークへ乗り継ぎの場合
例)羽田ー福岡(JAL)ー沖縄(スカイマーク)
【搭乗手続き】
この場合、チェックインは福岡までです。福岡空港に到着したら、スカイマークのカウンターにて沖縄までのチェックインが必要です。
【受託手荷物】
JALはスカイマークと連帯輸送契約を結んでいないため、受託手荷物は福岡空港までの預けとなります。福岡空港に到着し、一旦荷物を受け取り、再度スカイマークのカウンターで預け直しが必要になります。LCCもここに該当します。
これはかなり面倒ですよね。
乗り継ぎ時間について
乗り継ぎ時間は、乗り継ぎする航空会社や空港によっても変わってきます。
JALグループ便同士
東京(羽田空港)25分以上
東京(成田空港) 20分以上
沖縄(那覇空港)30分以上
その他の空港 20分以上
JALグループ便と他社 (JAL⇒ANAなど)
東京(羽田空港)50分以上
東京(成田空港) 50分以上
沖縄(那覇空港)30分以上
その他の空港 30分以上
例でみてみましょう。
例)羽田ー沖縄(JAL)ー石垣(RAC)-与那国 すべてJALグループ便
① 羽田発沖縄行き6:15分発ー沖縄着9:10分ー沖縄発石垣行き9:40分-石垣着10:45分-石垣発与那国行き11:10分発-与那国着11:45分
9:10分に沖縄に着いて、石垣行きの沖縄出発時間が9:40分なので・・30分あるのでOK
10:45分に石垣に着いて、与那国行きの石垣出発時刻が11:10分なので・・25分あるのでOK
那覇空港は30分以上、その他の空港は20分以上でしたね。こういう考え方で乗り継ぎ時間を計算します。JALからANA便への乗り継ぎ時間はもっと長くとってますが、考え方は同じです。
ただし、羽田空港はJALは第1ターミナル、ANAは第2ターミナルと離れており、連絡通路を移動しても10分ほど徒歩でかかるので、時間には余裕を持った方がいいですね。
乗り継ぎ空港で一旦荷物を受け取りたい場合は?
例)羽田ー沖縄ー石垣 だとします。
沖縄で仕事をしてから、そのあと石垣に向かうなどの場合は、一旦荷物を沖縄で受けとる必要がありますね。
エクスプレスTAG発行の機械では、最終目的地までの情報を自動に読んできてしますので、必ず係員がいる手荷物カウンターにて、経由地(今回は沖縄)で荷物を一旦受け取りたい旨を伝えてください。
間違いがないか、ご自身で荷物引換証も確認しましょう!
最後に
今回は国内線の乗り継ぎ時のチェックイン・受託手荷物についてお伝えしました。
離島に行く場合は、乗継便を利用することが多くなりますが、その分楽しさもいっぱいありますので、乗り継ぎの手続き方法を確認し、不安なく旅行が楽しめることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。