こんにちはkoumamaです。
2歳から3歳になると飛行機では小児運賃を支払わなければならなくなりますね。
私が実際に働いていた時の実体験をもとに、子供料金をごまかしたらどうなるのかをお伝えできればと思います。
カウンターなどで年齢確認書類求められるの?
実際に飛行機に乗る際の手続きで何を確認されるのでしょうか。現在はタッチ&ゴーやSKIPサービスなどカウンターに立ち寄ることなく、搭乗することが多くなりましたね。
【カウンターでは】
仮にカウンターでチェックイン・手荷物を預けたときは、空港に搭乗する人が全員来ているのかを確認し、チェックインをするのみです。カウンターではよっぽどのことがなければ、年齢確認書類を求めません。
【保安検査では】
保安検査を通過する際は、人数分の媒体(搭乗用のバーコード、カード、搭乗券など)が必要となります。人数分の媒体があれば、基本的に年齢確認書類を求めません。
【搭乗ゲートでは】
搭乗ゲートでも、基本的に年齢確認書類を求めません。
実際に搭乗口であった経験談
私が経験した2つのエピソードをお話しします。
- 1つめのエピソード
2歳までのお子さん連れは優先搭乗ができますよね。搭乗ゲートでは機内の出発準備が整うと、客室乗務員が赤ちゃん連れやお手伝いを希望の方のためにゲートに迎えに来ます。
その時に担当した便の搭乗が始まり、その家族は3名連れ(コンピューター上は父、母、娘2歳)で優先搭乗でゲートを通過していました。
その後、客室乗務員が女の子のバッグが可愛いかったので、女の子に『かわいいバッグだね、お父さんお母さんに買ってもらったの?』と聞いていました。
そこで女の子は『うん、かわいいでしょ、〇〇の3歳の誕生日にママが買ってくれたの』と答えていました。
『えっーーー? 3歳??』となり、結局年齢確認書類を提示してもらい、搭乗ゲートにて小児普通運賃 25,000円ほどを購入してもらいました。
子どもは正直ですよね!
- 2つめのエピソード
搭乗の最終案内が始まり、残り10名ほどの搭乗を待っていました。ゲートでは地上スタッフがお客様の捜索をしています。
家族連れ4名(父、母、女の子5歳、男の子2歳)、コンピューター上は息子は2歳となっています。
その為、スタッフはそれらしき家族の捜索をします。出発時間が迫ってきたとき、4名の家族連れを見つけました。
搭乗口まで走ってもらっていました。地上スタッフが2歳である男の子をベビーカーに乗せた方が早いと判断し、『お兄ちゃん、ベビーカーに乗ろうか?』と聞いたら、
『ぼくもう3歳だから乗らない』と言ったとのことでした。
このご家族がゲートに来たのが出発間際でしたので、到着地の空港で小児普通運賃を支払うことを約束し、搭乗してもらいました。
どちらも子どもが発言することによって、お子さんの年齢が分かってしまったというケースです。こういうケースは少なくありません。
あいさつ代わりに客室乗務員が『ぼくいくつ?』『おねえちゃん、いくつ?』などと聞くことはよくありますよね。
子どもが3歳以上であることがばれたときは? ペナルティーは?
上のエピソードで書きましたが、小児普通運賃で購入しなければ飛行機に乗ることができません!
前もってお子さん分の航空券を取っておけば、小児普通運賃の半分くらいの金額で乗れていたかもしれません。
それに年齢が3歳なのに2歳だとごまかしたことがわかれば、その場に居づらい雰囲気になりますね。
3歳から座席を使用する理由がある?
例えば、搭乗の前日に誕生日を迎えて3歳になった場合、見た目はもちろん2歳と言われればほとんど人がわからないでしょう。
うちの息子は2歳にして3歳?とよく言われるほどしっかりした体つきをしています。実際息子と飛行機に2人で乗るときに、ずっと膝の上に座らせるのは重くて大変です。
航空会社にはお客様を安全に目的地へ運ぶ義務があります。
例えば、気流の悪い中を飛行中、エアポケット(飛行中に航空機が急激に下降する空域)に入ったらどうなるでしょうか。
ちゃんと座席を1席確保し、シートベルトをしていた方が身の安全は守れます。もし年齢を偽って搭乗し何かあれば、航空会社の責任も問われかねません。
最後に
子どもの分の航空券を購入するかどうか迷っている親御さんへ。
お子さんの安全のため、3歳になったらお子さん分の航空券を用意しましょう。お子さんの安全を守ってあげられるのはあなただけですから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。