妊娠初期に飛行機をキャンセルするのに手数料は?元スタッフが解説!




 

こんにちはkoumamaです。妊娠初期に飛行機に乗るとなると、いろんな不安が出てきますね。私もその一人でした。

 

今回は、妊娠初期に飛行機に搭乗する日に、ひどいつわりで飛行機に乗れない時は手数料なしでキャンセルできるのか、キャンセルするのに必要な書類、保安検査場通過のコツなどを経験を通してお伝えしていきます。

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妊娠初期に飛行機をキャンセルするのに手数料は?

妊娠初期、私はひどいつわりで家に引きこもり、仕事も休むことが多かったです。匂いに敏感になり、マスクなしでは生活できませんでした。妊娠初期に安静にしたくても、飛行機に乗らなければいけない時はありますよね。

 

さて本題です、搭乗当日飛行機に乗ろうと思っていたけど、つわりがひどくて乗れる状態ではない時はキャンセルできるのでしょうか。

 

答えは『手数料なしでキャンセルできます』 ただし、下記の2点をする必要があります。

 

① 出発時間までにご自身で予約のキャンセルをすること

② 担当医より『診断書』をもらい、払い戻し期日までに空港カウンターもしくは市内カウンターで診断書を提出して払い戻しをする

 

私はつわりがひどくて仕事を休む際は、担当医より『つわりに伴う体調不良』で診断書を書いてもらいました。確か1,000~2,000円くらいだったと思います。病院に直接確認してみてくださいね。

 

診断書の依頼のポイント

担当医の先生には、つわりによりいつからいつまで乗れないという内容で書いてもらってください。ただ単につわりで体調不良だけでは、期間が分からないので航空会社で受理してくれない可能性もあります。

 

【払戻期間】

JAL・・・有効期限満了日の翌日から起算して10日以内

ANA・・・有効期限満了日の翌日から起算して30日以内

JALとANAで払戻期間が異なりますし、期間が変更になることもありますので、ご自身でも確認されてください。

 



 

妊娠初期、保安検査の放射線の影響は?

妊娠中、飛行機に乗る際に気になることの一つとして、保安検査があります。安全上必要なものだと分かっているけど、赤ちゃんや母体に悪影響はないのでしょうか。

 

実際に私が働いていた時に、保安検査場の金属探知機は、X線等の放射線を放出すると聞いているので、赤ちゃんの為にも通りたくないという方も、実際にいらっしゃいました。

 

国土交通省のHPには下記のように記載があります。

金属探知器は、電磁波を使用して金属製の物件を検出するものであり、X線等の放射線を照射するものではありません。

 

また、空港によっては、ボディスキャナーが設置されている場合があります。

 

ボディスキャナーは、微弱な電波を照射し、その反射電波を受信することで身につけている物件を検知する仕組みになっており、X線等の放射線を照射するものではありません。

 

したがって、金属探知器やボディスキャナーによる検査によって、母児に障害を与える可能性はないと考えられます。

 

しかしながら、金属探知器やボディスキャナーによる検査にご心配がございましたら、検査員にその旨をお申し出いただければ、他の検査方法により検査をさせていただきます。

 出典:国土交通省HPより

 

国土交通省ではこう言ってるけど、やっぱり不安な方は、検査員にその旨申し出れば保安検査場の金属探知機を通らず、脇をぬけて直接女性のスタッフが身体検査をしてくれるので大丈夫です。

 

特に妊娠初期は少しのリスクも取りたくない気持ちはよくわかります。遠慮せずに申し出てくださいね。

 



 

妊娠初期に飛行機に乗ることへのリスクについて

妊婦が飛行に搭乗する場合、搭乗を禁止している期間はありません。妊娠初期では、出血や下腹部の痛みなど不調がなく、赤ちゃんの心拍がしっかり確認できていれば、飛行機に乗ることは問題ないと言われています。

 

ただ、やはり安定期に入ってから飛行機にのる方が比較的安心できるとは思います。では妊娠初期に飛行機に乗る際のリスクはどのようなものがあるのでしょうか。

 

私が以前妊娠初期に飛行機に乗る際に、担当医に質問した内容をもとに書いています。担当医いわく、妊娠経過に問題ないので国内線(1-2時間)のフライトであれば特に問題ないでしょうということでした。

 

しかし、下記の内容に注意するように言われました。

① 妊娠初期はとくにつわりの症状があり、機内の気圧の変化が吐き気、嘔吐、おなかの張りなどを誘発する可能性があること

② 妊娠中は感染症にかかるリスクが高い。特に機内では密封された空間にいるので、周りの人から感染することもある

③ 機内の湿度はかなり低く、乾燥しているので風邪をひきやすいこと

 

上記の注意点を理解し、下記の対策をすることにしました。

 

① 搭乗するときは必ずマスクを着用する

② 気圧によりおなかが張ったりするので、飛行機に乗る前は軽めに食事は済ませ、水をこまめに飲むようにする

③ 機内で好きに動けるように(エコノミー症候群予防)、トイレに近い通路側にする

以上が妊娠初期に飛行機に乗る際のリスクと対処法でした。

 



 

最後に

妊娠初期の飛行機には不安がついてきますよね。私も実際に不安で色々調べたり、担当医に質問したりしていました。

 

実際には妊娠の経過が順調で、赤ちゃんの心拍がしっかり確認できれば大丈夫だと言われています。しかし、過信せずにご自身の身体と向き合って、飛行機に乗ってくださいね。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 




ABOUT US
koumama
はじめして、koumamaです・ 私は現在、息子・主人と三人で暮らしています。 妊娠、出産、子育てを経験し思ったこと、考えたことなど日々書いています。 以前仕事をしていた飛行機関連のこと、旅行のこと、育児のこと、ダイエットのことなどさまざまですが、ぜひ立ち寄ってみてください。